ニュースを読んで適当にシナリオを書き散らかすブログ

ニュースにザッと目を通して、20分くらいでガッと書き飛ばします。

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

<ボイスドラマ>世界霊性革命(邂逅-7)

○警視庁・施設内 人通りのない廊下の隅。 高橋が携帯電話に向かって、抑え気味の声で話をしている。 高橋「こっちは仕事中なんだよ」 みこと「だから電話してんの、警察で調べてみてよ」 高橋「簡単にできないんだ、面倒な手続きがいるから」 みこと「いいじ…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(邂逅-6)

◯遠山の住むアパート・室内 ひかりと遠山がコーヒーを飲んでいる」 遠山「モーニングコーヒーなんて、久々だな」 ひかり「これからは、朝からビールなんて辞めて下さい、僕が食事を作りますから」 遠山「女房気取りかよ、そんなんで泊めたんじゃねぇからな、…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(邂逅-5)

○愛子のいるマンション・室内 竹之内に案内されて橋爪が入ってくる。 部屋にはついたてが置かれており、ついたての向こうには愛子がいる。 橋爪「こんにちは」 竹之内「橋爪先生がお見えになりました。パソコンは隣の部屋へ」 愛子の前にノートパソコンが置…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(邂逅-4)

○大衆食堂・店内 テーブルに米原と浦辺が座り、食事をしている。 別のテーブルに座る客に料理を出している音がする。 米原「結局、食ってんじゃん」 浦辺が食べている。 米原「この店、昔のまんま?」 浦辺が食べている。 米原「家族で来た想い出とかは」 浦…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(邂逅-3)

○新宿・裏カジノ カジノがざわついている。 客1「みろよ、あの金」 客2「最初は5万からだって」 客1「次、勝てば、どれくらい?億?」 ディーラー「ベット?」 米原「ベット」 ディーラーがルーレットに玉を転がす。 ざわつきが止まり、注目が集まる。 …

<ボイスドラマ>世界霊性革命(邂逅-2)

○高橋宅 ワンルームマンション室内。 高橋とみことがマクドナルドで交わしていた会話が再現されている。 *** 高橋「データで裏付けされた客観的な理論、「見える」って言われても、君にしか分からないんだから、それは科学的じゃないよね」 みこと「そう…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(邂逅-1)

朝、沸騰を知らせるケトルの音「ピー」。 あわてて火を消す、ドタバタする音。 遠山「ん、ん~?」 ひかり「ごめんなさい、起こしちゃいました?」 遠山が万年床から、ゆっくり起き上がる。 遠山「なんだよ」 ひかり「遠山さんが起きたら、コーヒー飲んでも…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(愛子-3)

○マンション内 竹之内と橋爪が廊下を歩いている。 竹之内「ご足労いただいてすみません」 橋爪「いえ、こちらこそ。あの薄暗い研究室では気分もノラないでしょうし」 竹之内と橋爪が部屋に入る。 竹之内「頻繁に訪問できないものですから。(ドアを開ける)…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(愛子-2)

○大学・教授室 ドアをノックする音。 橋爪「はい、どうぞ」 竹之内「先ほどはありがとうございました」 竹之内が入ってくる。 橋爪「あのぉ、いくら私が特殊な研究をしているといっても、ヒドくありませんか?」 竹之内「ヒドいというのは?」 橋爪「あ、お…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(愛子-1)

○大学・教授室 ドアをノックする音。 橋爪「はい、どうぞ」 ドアが開く。 竹之内「どうも竹之内と申します」 竹之内と一緒に警護スタッフが入ってくる。 竹之内「お時間をいただきありがとうございます、橋爪教授」 橋爪「モノモノしいですね」 竹之内「お伝…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(ひかり-4)

○道路 交通量の多い道路沿いの歩道。 遠山が携帯に向かって話している。 遠山「えぇ、すみません、見失いました。途中までは追いかけたんですけど。はい、俺は無事です、体鍛えてますから、へへ。藤田さんの方こそ気をつけて。三村さんは足の靭帯?切れては…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(ひかり-3)

○橋のたもと 電話のバイブ音。 藤田「よし、三村の合図、準備完了、行こう」 藤田と遠山が橋に向かって走り、金網の足場に到着。足場をゆっくり歩き始める。 遠山「藤田さんと現場って久々ですね」 藤田「思い出すな、お前が新人の頃」 遠山「あ、奴、気づき…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(ひかり-2)

○アパートの室内 遠山の部屋。 遠山が万年床で寝ている。 ドアのチャイムが鳴る「ピンポン」 遠山が布団を押しのける。 遠山「ん~ん〜」 ドアのチャイムが鳴り、ノックする音。 遠山が寝床から起き、ドアへ向かう。 遠山「ふぁぁ~、はい、なんですか」 遠…

<ボイスドラマ>世界霊性革命(ひかり-1)

○マンション一室 健二と真吾がひかりを監禁している。真吾の手には銃。 ひかりは手足を縛られ、空ろな目をしている、糞尿も垂れ流しである。 健二は鼻にティッシュを詰め、真吾は口元にタオルを巻き、糞尿臭を防いでる。 健二「マジくせぇ、交代まであと何分…